4月21日の日記(書体の話題を中心に)

このブログは結構フォーマルな気持ちで書いていて、
故に丁寧語で記述することが多かったのですが、
「もっと手軽に書いても良いのでは?」思ったので、
iPhoneで撮った写真を材料に、「で、ある」調で
適当な文章を書いてみます。(若干偉そうになるんだよな…)

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▲雑誌「装苑」2017年4月号の表紙。青と赤という補色の組み合わせ。見事にハレーションを起こしている。前衛的なファッションを取り上げる雑誌じゃなきゃ出来ない試み?

僕は正統派でトラディショナルなデザインが好きだけど、こういう「尖った」デザインも時代感が溢れていて結構好きだ。

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▲その「装苑」にあった資生堂の広告。和文書体はヒラギノUD角ゴ。

ヒラギノのUD角ゴは、印象としては「こぶりなゴシック」に近く、やわらかくて可愛らしさもあると思う。「こぶりな」がW1・W3・W6のウエイトなのに対して、この書体はW3・W4・W5・W6の4つが揃っている。「こぶりな」も「ヒラギノUD」も、モリサワパスポートで使える。

他社のUD書体は余り好きじゃないんだけど、ヒラギノのUDシリーズは開発のコンセプトが好き。なんてったって「ヒラギノフォントは、生まれたときからユニバーサルデザイン」というくらいだもの。この一文を見たときは感動した。ところで、1番上にある凄く美しい欧文書体は何だろう?

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▲これも「装苑」より。タイプバンクゴシックの本文。LかRのどちらかくらい?

このページのデザイン(※装苑はかなり多くのデザイナーさんが関わっておられ、特集ごとに雰囲気が変わるのも面白い)は佐藤亜沙美さん。かつて祖父江慎さん率いるコズフィッシュに在籍されていた方。

コズフィッシュの方々はタイプバンクの書体を良く使う印象。祖父江さんがミッフィーの絵本のためにデザインされた「ウサコズ」もタイプバンクゴシックが元だし、氏がカナモジカイの書体を復刻した「ツルコズ」もタイプバンクから出ている。

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▲これも装苑より。こういう罫線の使い方があるのね。備忘録。

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▲菊池亜希子「またたび」にあったもの。一時期からこういうのをよく見る。かっこいいな〜と思うんだけど、これはどういう理論なのだろう? たとえば自分がこういうデザインをするとして(やってみたい!)、そのときに「どうしてこういうデザインにしたのですか?」と訊かれたら「かっこいいから」しか言えない。でもこれは多くのデザイナーさんが使っている。詳しく知りたい。この本の和文書体はイワタのオールド(明朝・ゴシック共に)。

※全てにおいて写真が綺麗に見えるように加工しているので、
本物の色とけっこう違ったりします。

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