ぜんぶ山でおきたこと 東京チラシ

ここ2〜3年は個人名義でデザインをすることが滅多にないので、ブログで紹介できるお仕事は限られてしまいます。昨年に作った栗坂菜穂さんの写真集、「ぜんぶ山でおきたこと」の東京イベントチラシを紹介します。このチラシも作ったのは昨年末です。

デザイン=小倉佑太
地図製作=米田勝信

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特別なことはしていませんが、いろいろ意見交換を重ねて何度も修正した結果です。地図のデザインは写真集本体のメインデザイナーである米田勝信さんにお願いしました(旭川イベントのチラシの地図も)。オモテはとくに、余白が美しく見えるように気をつかいました。東海大学関連のものは、自分の好みをストレートに表現できることが多く、とても満足しています。制作の機会を与えてくださった栗坂さんに心より御礼申し上げます。

4月29日の日記

懲りずに書いてみます。いろいろと。

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▲地元のフリーペーパーに載ってた広告。書体は、フォント1000の「TAこころ」だと思う(成人振袖〜の部分)。文字の中に水彩絵具。こういうナチュラルな感じは好きなんだけど、ちゃんとやったことはなかった。

「これをやるなら、まず文字をアウトライン化してー、複合パスにしてー、水彩絵具の画像をマスクしなきゃならないのかー」と考えていたら、アウトライン化せずともテキストのままで出来た(当方イラレCC 2017)。お気楽!
→参考サイト

水彩絵具の画像は「Photo AC」とかのフリー素材サイトに行けば沢山ある。でもこういうナチュラル系の素材って、本屋さんのデザイン書コーナーやPC書籍コーナーにあるガーリーな素材集にもあるかもしれない(ないかもしれない)。こんど書店で見てみよう。ちなみに最近、素材はネットから探すことが多く、CD-ROMになっているものはほとんど使わない感じ。

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▲自分もイラレでつくってみた(稚拙ですが)。ここで使った書体は、フォントワークスの「ユールカ」。FWは他にもベビポップやパルラムネなど、使いやすいファンシー書体が多い。

しかしフォントワークスだけじゃなくてイワタやタイプバンクのLETSを試したい気もする。あと、MonotypeのLETSも。フォントを集めだしたら本当にキリがない。

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▲さっきの広告にはこういうのも。こういう黄緑色ってあまり使ったことがなかったな。好きな色なのに使った記憶が余り無いのも不思議。「神社挙式プラン」の書体は「DS歩明」。自分は「DSきりぎりす」よりも歩明のほうが好き。「DSダダ」を使ってみたい。

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▲新聞広告より。こういう、写真を三角にトリミングする技法があるのですね。これもまた勉強になりました。

4月21日の日記(書体の話題を中心に)

このブログは結構フォーマルな気持ちで書いていて、
故に丁寧語で記述することが多かったのですが、
「もっと手軽に書いても良いのでは?」思ったので、
iPhoneで撮った写真を材料に、「で、ある」調で
適当な文章を書いてみます。(若干偉そうになるんだよな…)

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▲雑誌「装苑」2017年4月号の表紙。青と赤という補色の組み合わせ。見事にハレーションを起こしている。前衛的なファッションを取り上げる雑誌じゃなきゃ出来ない試み?

僕は正統派でトラディショナルなデザインが好きだけど、こういう「尖った」デザインも時代感が溢れていて結構好きだ。

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▲その「装苑」にあった資生堂の広告。和文書体はヒラギノUD角ゴ。

ヒラギノのUD角ゴは、印象としては「こぶりなゴシック」に近く、やわらかくて可愛らしさもあると思う。「こぶりな」がW1・W3・W6のウエイトなのに対して、この書体はW3・W4・W5・W6の4つが揃っている。「こぶりな」も「ヒラギノUD」も、モリサワパスポートで使える。

他社のUD書体は余り好きじゃないんだけど、ヒラギノのUDシリーズは開発のコンセプトが好き。なんてったって「ヒラギノフォントは、生まれたときからユニバーサルデザイン」というくらいだもの。この一文を見たときは感動した。ところで、1番上にある凄く美しい欧文書体は何だろう?

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▲これも「装苑」より。タイプバンクゴシックの本文。LかRのどちらかくらい?

このページのデザイン(※装苑はかなり多くのデザイナーさんが関わっておられ、特集ごとに雰囲気が変わるのも面白い)は佐藤亜沙美さん。かつて祖父江慎さん率いるコズフィッシュに在籍されていた方。

コズフィッシュの方々はタイプバンクの書体を良く使う印象。祖父江さんがミッフィーの絵本のためにデザインされた「ウサコズ」もタイプバンクゴシックが元だし、氏がカナモジカイの書体を復刻した「ツルコズ」もタイプバンクから出ている。

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▲これも装苑より。こういう罫線の使い方があるのね。備忘録。

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▲菊池亜希子「またたび」にあったもの。一時期からこういうのをよく見る。かっこいいな〜と思うんだけど、これはどういう理論なのだろう? たとえば自分がこういうデザインをするとして(やってみたい!)、そのときに「どうしてこういうデザインにしたのですか?」と訊かれたら「かっこいいから」しか言えない。でもこれは多くのデザイナーさんが使っている。詳しく知りたい。この本の和文書体はイワタのオールド(明朝・ゴシック共に)。

※全てにおいて写真が綺麗に見えるように加工しているので、
本物の色とけっこう違ったりします。

またまたCCの管理画面が真っ白

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以前こういうエントリーを書いたことがあるのですが、
Creative Cloudの画面が真っ白に
またまた同様の症状に悩まされてしまいました。
しかも先のエントリを書いた時とは違うMacで…です。
あ、ここでいうCreative Cloudっていうのは、
イラレやフォトショ等1つ1つのアプリのことではなく
(これらはきちんと起動します)
Macの右上に表示される管理画面のことです。
(なのでここで書くのはMacユーザ向けです)

先のエントリでは
「アクティビティモニタから〜」
「CCをいちど削除〜」
とか色々書いていて、
他の方が書かれたブログへのリンクを貼って
一部のファイルを削除するなどの対策法を
示したつもりだったのですが、

今回に至っては、

●アクティビティモニタから
「Adobe Desktop Service」
をいちど終了させる →治らない

●Adobe Creative Cloudをいちど削除
→別のアプリが使ってるとか出て消せない

●一部のファイルを削除するなど
→効果がなかった

で、途方に暮れてしまいました。

けど、
「Adobe Creative Cloud デスクトップアプリケーション」
でググれば簡単でした。

ここのページから「ダウンロード」をクリック、
そうしてDLされた
CreativeCloudInstaller.dmgを
インストールするだけで 全 て 解 決 !

アンインストール→再インストール
が出来なかったので困ってたんですけど、
上書きインストールで大丈夫だったっぽいですね…

どなたかのご参考になれば幸いです。
そして、またオカシくなったら書きますね…(ううう

ヒラギノ角ゴW3〜W9とHelvetica

覚え書き。ヒラギノ角ゴシック体と、
Helveticaを組み合わせる際の太さ一覧です。
(IllustratorとInDesignのユーザー向け)

私はBoldより太い
Helveticaを持ってないので、
TrueTypeフォントパーフェクトコレクション
という書籍のCD-ROMに収録されている
Bitstream社製のHelveticaである
Swiss 721 BTの組み合わせも載せています。

ヒラギノ角ゴW3+Helvetica Neue Light
ヒラギノ角ゴW4+Helvetica Neue Regular
ヒラギノ角ゴW5+Helvetica Neue Regular
ヒラギノ角ゴW6+Helvetica Neue Medium
ヒラギノ角ゴW7+Helvetica Neue Bold
ヒラギノ角ゴW8+Swiss 721 BT Heavy
ヒラギノ角ゴW9+Swiss 721 BT Black

ちなみに自分は、Helvetica(とSwiss 721)の
サイズは縦横115%、
ベースラインは-2%にしています。

ご参考までに:)

ぜんぶ山でおきたこと 東海大学旭川校舎 最後の三年間 出版記念パーティーのお知らせ

大学の先輩である、栗坂菜穂さん
写真集を自費出版されます。
その名も
ぜんぶ山でおきたこと 東海大学旭川校舎 最後の三年間」。

2016年10月1日(土) 18:00開場 18:30開始
旭川グランドホテル 孔雀の間
7,000円(写真集のお土産付き!)
予約不要

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この出版を記念して、パーティーを開催します。
フライヤーのデザインなどやらせていただきました。
(写真集本体にも、先輩の米田勝信さんと一緒に関わっています)

先日大きな賞を受賞された先輩である佐々木育弥さんと、
栗坂さんのトークセッション
や、
米田勝信先輩のピアノに合わせたスライドショーなどを予定しています。

予約不要、会費が7,000円とやや高めですが、
これは写真集を含んでの価格です。

詳細はFacebookのイベントページ
ぜんぶ山でおきたこと 出版記念パーティー
をご覧ください。

多くの方々にご来場頂けることを祈っております。

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以下チラシより抜粋

皆様こんにちは、栗坂菜穂です。
この度、写真集の出版記念パーティー
北海道の旭川市で開きます。
ぜんぶ山でおきたこと 東海大学旭川校舎 最後の三年間
という写真集を、東京在住であり、
東海大学旭川校舎(デザイン学科)卒業生の
写真家・栗坂菜穂が作りました。
2011年6月から3年間の日常を、
旭川に通ってモノクロフィルムで撮影
自身でフィルム現像・プリントした写真を原稿にしています。
2015年3月に旭川で開催した同名の写真展から、
再構成して未発表写真も収録。
ブックデザインは旭川在住で芸術工学部出身の
デザイナー2名が担当、印刷・製本も旭川の会社で行い、
MADE IN 旭川」にこだわりました。
自費出版のため書店やアマゾン等での販売は予定していません。
このパーティーでは栗坂のサイン入り写真集がお土産*です。
ぜひ皆様、旭川におしゃれしてお越しください。お待ちしています。

*お知り合い・お友達の分も欲しい! という方には、
一冊3,500円で販売します

Facebook「ぜんぶ山でおきたこと 出版記念パーティー」イベントページ
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またはメール(zenbuyama@gmail.com)までお願いします